中国に行ったことがある方は経験済みと思いますが、
中国国内を車で移動していると
中国国内を車で移動していると
しょっちゅう「漆」の文字を見かけます。
日本では漆の産地以外ではありえませんね。
日本では漆の産地以外ではありえませんね。
「漆包線」?
「三棵樹漆」?
既にご存じの人も多いと思いますが、
もちろんこれらは日本人の想像する漆ではなく、
単に「塗料」という程度の意味です。
ちなみに、「漆包線」は、エナメル線のことらしいです。
その他、自動車修理工場では「噴漆」という文字がみられます。
では、天然漆は何というか?
町中で「漆」の文字が多く見られるのとは逆に
今回訪問した各都市の博物館、新華書店や外文書店を回り、
「漆」は中国ではマイナー文化なんだなという実感が強くなりました。
陶磁関係の書籍が多いのは予想できましたが、
それ以上に多かったのが「玉」(石)の関係の本でした。
お金持ちが増えて、いわゆる骨董を趣味とする人口が増加したためか
骨董品を見極めるガイド本のようなものもたくさん出ていましたが、
これらは北京では山積みされていたのに、
他の地方では見かけることもなかったりと、
やはり都会と地方では購買層の違いがあるのだなという印象も受けました。
地方の書店ではカバンは必ず入り口で預けるか封をされるのですが、
北京ではカバン持ち込みが普通でした。
これは、地方都市ではまだまだ本は高い、という感覚だからだそうです。
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