2016年6月17日金曜日

東ブータンの染色4:ウコン

最後はウコンです。
これが染めに使うウコンだそうです。
これも根っこは食べられなくはないそうですが、
カレーに使うのは別の種類だそうです。

シンシャバの煮汁を濾します。

それを火にかけて煮ます。

そこにウコンの粉末を加えます。

グラグラ煮て、そこに染める糸や布を入れます。

火からおろして色を見ます。

ウコンは粉末なので、布にはたくさん粉がついています。

これに関しては乾かす前に一度水洗いします。

アカネも乾いたら水洗いします。
ちなみに、ここの水はpH6と7の間くらいでした。

黄色、赤、青、
ここにラック色が入ると、まさにブータンの色だなあと思います。

青空の下ですぐに乾きそうに思えるのですが、
山に囲まれた場所のため日没が早く、
同時に干していた我々の洗濯物は一部乾きませんでした。

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この調査はサントリー文化財団の助成で行われました。

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