おかげさまで2月13日(土)に、京都市の稲盛記念会館にて開催致しました
盛会をもって終了することができました。
北は群馬、茨城、南は九州から、
ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました。
また、時期が悪い、遠方で参加できないとご連絡を下さった皆様からも
是非第二回の開催を、というご要望を頂き、
改めて現在の日本におけるラックの注目度に驚いているところです。
日本セラック協同組合加盟会社様にもご協力いただき、
シェラック(セラック)製品のご展示と、
製品解説パンフレットをご提供くださいました。
製品解説パンフレットをご提供くださいました。
どうもありがとうございました。
京都大学名誉教授の渡辺弘之先生からは、
貴重な1990年代のラック生産現場のお写真を拝見できた他、
先生が長年にわたり収集されていた
ラックやコチニールを使用した食品の包装紙などもご展示頂きました。
知らない人が見たら一体何だこれ!?ですよね。
渡辺先生の収集力に脱帽です。
先生はなんとこれらを2種類のゴミ袋(!)に入れてお持ちになられたのですが、
種ラックを入れる竹籠(左)、2005年のブータンのラックという貴重な品も。
中国留学経験のある画家の沓名弘美さんは
長年、綿臙脂について調べられており、
貴重な中国語の文献資料と、雲南省の山中での現地調査の写真は
さすがという感じでした。
また、各地で収集されたスティックラックと
綿臙脂についての解説ポスターを展示してくださいました。
ブータン渡航歴70回以上の久保淳子さん、
現地での貴重な写真と、ラックの利用方法を動画を交えてご紹介下さいました。
貴重な染色品コレクションと、染め糸見本です。
ラックの色が重要な役割を果たしています。
最後に私がインド調査の報告を致しました。
特に、3日しか生きられないラックカイガラムシのオスの成虫の写真と動画は
皆さん驚いて下さったようです。
一昨年と去年インドで収集した品と、ラック染め布の見本、
ラベルを印刷する余裕がなかった上、解説もできず失礼致しました。
ラック研究会のfacebookページに当日の要旨やポスターをアップしておりますので、
ご興味のある方はご覧ください。
では、この後ぼちぼちと1月のインド調査の報告もさせていただきます。
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