輪島から今度は東京です。
東京は常に何かの展覧会が開催されているものの、
住んでいた時はいつでも行けると思っていると、
期間を忘れてうっかり見忘れることも多かったのですが、
地方に住んでみると贅沢だったなあと改めて思います。
というわけで、今回は染織関係を中心にはしごしました。
最初は、東京農大の「食と農」の博物館の
「女わざと自然とのかかわり」―農を支えた東北の布たち―
残念ながら会場では写真撮影ができませんが、展示品はどれも興味深く、
また、充実した冊子が無料で配布されています。
これを貰いに行くだけでも価値ありかと。
来年の3月13日までやっています。
二階の常設コーナーには、まずさまざまな鶏の剥製が並び、
その奧にお酒にまつわる品々の展示があります。
その奧にお酒にまつわる品々の展示があります。
農大卒業生の酒蔵のお酒コレクション
まさに圧巻です。
これは杉玉の構造を見せている展示です。
中は竹籠なんですね。
杯や酒容器もたくさん。これは鶴の卵殻の杯。
そして、農家のレプリカ。
一階カフェでは食事のほか、農大グッズも購入でき、
隣接のバイオリウムという温室も無料で見られます。
訪問した日はちょうど、目前のケヤキ並木がきれいでした。
ここからバスで一本で行けるのが
自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアム。
オーナーの岩立広子さんの収集品を展示する個人美術館で、
12月3日からインド北部の毛織物展が始まったばかりです。
自由が丘駅から徒歩3分のとてもわかりやすい場所です。
木金土のみ開館、10:00~17:00
入館料300円です。
カシミヤはもちろん、遊牧民の珍しいフェルト衣装も展示されていました。
開館日が限られていますので、これまでなかなか見に行けませんでしたが、
貴重な品がガラスケースなしの間近で見られるのは素晴らしいです。
翌日訪れた東京国立博物館の東洋館地下でも
インドのカシミヤの展示が行われていました。
日に日に寒くなってきたこの時期、カシミヤのストールは
見ているだけで暖かそうでいいですね。
見ているだけで暖かそうでいいですね。
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