鹿皮の方も腐らないうちに処理中です。
湿った状態はこんな感じです。
皮には色のついた部分とそうでない部分があるほか、
ほくろとかもあるんですよ。
毛は皮が変化したもの、というのも納得する構造です。
いろいろ文献などを調べながら実験中。
塩漬けには米糠も使い、
石灰と灰汁のアルカリの中和には、
酢漬けにしていた自宅の梅の種だけを水で煮出した液を利用しました。
pHは3と、かなりの酸度です。
果肉は梅ジャムになりました。
去年は、この種を染色用の鉄媒染液(お歯黒)作りに使いました。
梅、種まで有効利用できます!
乾燥させていくと
どんどん透明になってきます。
これを生皮(きがわ)と言いますが、
鞣しをしたいので、この後は油で揉む作業になります。
台風が来ないうちに乾燥させないと
カビが生えそうなので急いでいます。
生皮で保存したい場合は、枠にぴんと貼って均一にしますが、
鞣すには皺があってもいいかなということでこのまま干しています。
さて、どうなりますか。
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