2015年9月16日水曜日

泥藍作り(補足)

沈殿した泥藍をホーローのバットに入れて乾燥しました。


薄く広げて日向に1日干したらこんな感じになりました。
上は白っぽいですが、下は藍の色になっています。

しかし石灰が少ないと、こんな感じでいつまで経っても沈殿が起きません。

混ぜていても泡がいつまでも消えないので、石灰が不足しているのがわかります。
これでpH10くらいでした。

石灰をちょっと足して混ぜると、凝固→沈殿が始まります。


このようにすぐに沈殿します。
石灰も少量の水で溶いてから混ぜた方が混ざりやすいですが、
これは手抜きして粉のままだったので、混ざってない石灰も沈んでますね。

では、混ぜる石灰が多すぎるとどうなるかと言えば、
同様に藍の沈殿は起きません。
石灰が多い=アルカリ度が高いわけですから、
その場合は何か酸性のもの、例えばお酢を足せばすぐに凝固→沈殿が始まります。
なので、pHを測る道具や試験紙がなくても調整ができるわけですね。

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