2013年5月20日月曜日

タシヤンツェ伝統技芸院1

今日から数回に分けて、タシヤンツェの伝統技芸院の様子をご紹介致します。
正式名称はTrashi Yangtse Institute for Zorig Chusumといいます。


現在の校長Thinley Wangchuck先生は前にティンプー校の校長も経験されている
かなりの行動派で、
ここ2年でかなりハイクオリティのホームページを作られましたので、それもご覧下さい。


ワンチュク先生は、若い頃西岡京治さんのボンデ農場で働いていたこともあるそうで
日本語も少しおわかりになる親日家ですが、
日本に来られたことは残念ながらまだないそうです。

この学校は1997年に設立した時は、校長と先生2人、学生22人だけだったそうです。
現在は学生数も101人まで増えています。
 この仏塔は創設時の校舎のすぐ横にあり
当時の校長先生を祀っているとのことでした。

創設当時から残る校舎の2階には、塑像コースがあります。
ちょうど休憩時間で学生がいないところでした。
教室にはちゃんと王様の写真が飾られているのにもご注目下さい。

真ん中に置かれたこの像を見ながら作業を進めるようです。
休憩中に粘土が乾かないようにポリ袋をかけるのは
日本もどこも同じですね。

さて、これが細部を作る秘密です。
こんなに細かい芯を中に入れているだけでなく、
実は粘土の中にも紙の繊維が混ぜられているのでした。
だから、乾いた時にひび割れがおきないのですね。

もう一つ、蓮弁などの同じ形が繰り返しになる部分は
シリコン型を用いているそうです。
理屈はイギリスのコンポと同じ!

別の部屋にあった学生作品です


こういった仏像を鋳造で作るコースもあるのですが、
実は鋳造コースは人気が低く、数年学生ゼロが続いているようです。
他の金工、彫金、鍛金の学生はいますので、次回ご紹介します。

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