今年は家の用事で忙殺されていたせいもあり、
気がついたら漆の花ももう終わりそうです。
触るとぼろぼろと落ちます。
やはり実はなりそうにありません。
残念です。
しかし、あれだけたくさんいた毛虫も根気よく追い払っていた成果があったのか
ついに見かけなくなりました。
葉がしっかり育っている感じで嬉しいです。
ところで、お彼岸頃に蒔いた藍の種ですが、
1ヶ月入院していた父が退院後即座に鹿避けネットを張りはじめ、
種を蒔いた所にはちゃんと名札と目印をつけて口頭で何度も注意していたのに、
たった数時間目を離した間に、見事蹴散らされてしまいました。
見たことがない植物は全部雑草だという考えで、これまでも何度もやられたので
今回はかなり注意していたのにも関わらずなので絶句です。
ということで、残念ながら昨年のこぼれ種から発芽した
この10数本だけが現在の残りです。
もう少し大きくなったら移植しなければなりませんが、
藍は肥料喰いなこともあり、
今から確実に育てられる場所を探さなければなりません。
トクサのように、手をかけずともどんどん育つ植物もあり、
去年根元から刈ったものがもうこの通り。
ミントのように、抜いても抜いても回りを浸食しながら生えて来るものもあり。
茜は、西洋茜だけは生き残りましたが、
せっかく芽を出した日本茜は日照り続きの間に枯れてしまいました。
去年友達のところからもらってきた根っこからも
残念ながら芽の出る気配はなく、残念。
土地の質、気候に合わせ、無理をしないで、
自然に元気に生えてくるものだけを使って行くというのが理想とは思いつつ。
ところで、今年は妹が綿の種を蒔きました。
ワタは熱帯や亜熱帯地域原産のアオイ科植物で、
発芽温度が25℃以上と高いため、
本来なら日本でも太平洋側の温暖な土地でしか育てられなかった植物ですが、
これだけ地球温暖化が進むと、こういうものが山間部でも育つようになったのだなと。
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