2016年2月21日日曜日

インド調査2016(1) Bhujの街

なかなかブログの更新ができず、記憶が薄れてしまっていけません。
1月のインド調査の内容を順番にご紹介していきます。

昨年夏に大阪の国立民族学博物館の金谷美和外来研究員から
「グジャラート州のNirona村でラック塗装品を作っている職人がいる」
という情報を頂き、これは行かないわけにはいかないと決意。
現地のガイドさんもご紹介頂き連絡を取ったところ
博物館なども含めてラック関係の場所を回るには最低3日は必要だとの返事。
言われるままに日程を組んだものの
ラーンチの天然樹脂研究所の元所長の出張と重なり、
仕方なく日程を後ろにずらしたところ、そのガイドさんの予約とバッティング、
別のガイドさんにお願いすることになり出発しました。

デリーからムンバイ経由で到着したのは、
パキスタンとの国境に近いBhujという空港です。
北京よりPM2.5が酷いと言われるデリーと違って、
さすがは青空が広がっています。


そして、町中は牛だらけ。

日の暮れないうちに町中を散策していたら、素焼きの焼き物を売るおばあちゃんが。
英語は全く通じず、
でも、3つ残っているオイルランプが欲しいので、身振り手振りで交渉。
ひとつ2ルピー(4円!)らしいのに生憎小銭がなく、
近くの店で水を買い100ルピーを崩しても、まだ最低は10ルピー札、
10ルピー札を出したら3つを袋に入れてくれ、おつりを出す気配は全くなし。
うん、インドだなあと納得してそのまま持ち帰りました。

その様子、牛も見てました。


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この調査は科研費の助成により行われました。

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