今年は度々の台風の影響もなどで強風の日が多く、
しかし、夏の間は雨が少なかったため、
背丈がかなり伸びた漆の木の根元の地面にはヒビが入り、
根が浮きあがっている場所もありました。
根が浮きあがっている場所もありました。
頭が重くなりすぎているのが原因だろうと、
父が枝の一部を剪定したのですが、
本日、ついに一本が倒れてしまいました。
隣のミカンの木を直撃していたので、
まずはコーラのケースで幹を浮かせました。
さすが、粘りのあるミカンの木の枝は、
幸いヒビが入っただけで、折れるまでには至っていませんでした。
今夏は、2本のミカンの木のうち一本が突然枯死してしまったこともあり、
お正月の鏡餅の上に置く分のミカンはなんとかなりそうでやれやれです。
こんな背の高い漆の木なのに、
根はたったこれだけでした。
先日までの強風で既に細い部分が切れてしまっていたようです。
漆やハゼノキの根は、下に伸びずに横に走ります。
こんなに太い根なのに、真下に伸びているものはありません。
漆の木は鉢植えで育てられないというのと、
横風に弱い、というのはこれが理由です。
これをそのまま埋め戻しても無理なので、
残念ですが、根元から切りました。
漆を一度も掻いていないため、漆液が出てきてヌルヌルして
のこぎりが滑ってなかなか切れません。
2010年に1年生の苗を頂いて植えたものですから、
今年で8年目になります。
初夏から漆を掻いた木を切り倒すのとは違い、
一度も掻いたことのない木ですから。
幹もずっしりと重い感じがします。
幹もずっしりと重い感じがします。
幹を倒した時の傷から漆液は出ていますが、
残念ながら集められるほどの量はありませんでした。
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