2014年11月25日火曜日

藍の種の収穫

今月はとにかく行事や用事が続き、家に居られないことが多く、
庭も放置しっぱなしでしたが、
その間にも当然、冬はどんどん近づいています。

漆の木もすっかり坊主です。

既に来年の芽が形成されているのですが、

数本の木だけなぜか葉っぱがまだ残っています。

こんなに葉がしっかり残っていて、黄色くもなっていないのは何故でしょう???

漆の木の根元からどんどん新しいシュート(脇芽)が出て来ることについて
丹波の岡本さんに伺ったところ、
それは、本体が育つより子作りに忙しくなっている状態から、良いことじゃない、
とのご指摘を受けました。
まあ、真夏の成長期に枝や葉っぱを父親にむしられてしまうから
生命保存本能が働いていると言えば納得です。
来年からちょっと考えなければ、と思っていたところ、
先日、父が隣町で牛を飼っている方から乾燥牛糞を買ってきて、
さっそく畑にどんどん入れているところです。
来年の成長は期待できそうです。

 さて、藍の方もそろそろ種の収穫時期です。
環境の異なる3箇所にあった藍の現在の状況は、

 耕していない砂利が多く地盤の固いところに生えた藍は、
葉の色は薄く小さく、花は咲いたものの、種は熟している感じがありません。

父にユンボで踏み散らかされたところからどうにか芽を出し、
スイカ畑となった場所の中で肥料と水を十分もらった藍は、
たった3粒の種からぐんぐん育ち、
一度刈り取りをした後もこんなに広がりました。

ちょっと日陰になっている場所は、やはり成長はよくありません。

 日当たりの良い畑の藍がたった一株でこんなに育ったのに比べ、

日陰は1本の大きさがたったこれだけです。
肥料と日当たりの重要性を改めて感じました。

この後、刈り取り、種を収穫するために干して
暇をみつけて種だけを分ける作業をしていますが、
これがなかなか時間がかかるのです・・・
続きは後日。

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