2016年1月23日土曜日

インドでのラックの利用

インドでのラック利用の調査に来ています。
今回は、初めて西インドのグジャラート州のBhujという町の周辺の工房を訪ねました。
インドのラックの主要生産地では行われていない技法での
工芸品制作が残っているとの情報を頂いたからですが、
予想外の情報もあり既にご報告するにも盛りだくさんのため
2月の講演会でお話させて頂きたいと思います。


地元で集めた天然ラックを使った染めのデモンストレーション。
(Dr Ismali and Sufiyan Khatriさん工房)

弓旋盤を使ったラック塗装
(Nirona村)

Nirona村に行く途中の道にあった、ラックのホストの木。
地元ではBerryと呼ぶ、インドナツメの一種。
ラーンチーで見かけたインドナツメ(Ziziphus mauritiana)とは別の種類です。
昔はこれからラックを集めていたけれど、
最近は既に精製されたものをBhujで買えるのでそれを使うそうです。
ラックカイガラムシがついていないか探しましたが、見つかりませんでした。

その他はまた後日!


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この調査は科研費の助成により行われました。

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