工藝素材研究所

我々の祖先の経験と智恵によって活用されてきた様々な素材を 現代で見直すために。

2017年7月30日日曜日

暑さの利用

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あちこちでの豪雨のニュースがあった今年、 幸いというか、うちの近くでは雨はなかなか降らないまま梅雨明けしました。 そうなったら熱を利用しないのは勿体ない。 今年も太陽を利用したお歯黒を作ります。 庭の梅をお酢と氷砂糖で漬けた梅サワードリンクから ...

土用の仕事

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土用と言えばウナギ、ばかりでなく いろいろな植物作業が適している時期のようです。 まずは、藍。 6月に生葉染めをしてた時に一度刈りましたが、 空梅雨のせいで部分的に葉が枯れかかってきたり、 虫に喰われてきた場所もあったため、 このあたりでもう一度...
2017年7月18日火曜日

バナナとモモタマナ

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カンボジアの伝統絹織物の復活に尽力された森本喜久男さんが 7月3日にお亡くなりになりました。 森本さんと親しくお付き合いのあった方とは違い、 偉そうな追悼分も書けませんので、しばらく考えておりました。 私はカンボジアに行ったことがありませんが、 日本で...
2017年6月18日日曜日

藍色だけじゃない

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さて、今日は珍しく結果からです。 これは全て藍の生葉で染めたものです。 (左2つが絹、右はウール) 今月も報告書やらいろいろめじろ押しの中、 庭の植物は待っていてくれません。 今年の藍は全てこぼれ種からのひとり生えということと、 5月の暑さのせ...
2017年5月30日火曜日

野蚕の糸引き

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豊橋のイベントにも出展していた アトリエ・トレビ さんは、 野蚕(やさん)のスペシャリストです。 絹のことになるとお話が止まらず、いつもいろいろ勉強になります。 見本として展示されている野蚕繭です。 茶色いのがヨナグニサン( Attacus atlas ry...
2017年5月29日月曜日

ガラ紡と三河木綿

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5月の連休中、豊橋市のほの国百貨店で開催された 『ガラ紡がカンボジアから里帰り』に行ってきました。 三河木綿の方が協力されている カンボジア・コットン・クラブ と、 帆前掛け専門店の エニシング 、 そして、野蚕シルクの アトリエ・トレビ の共同催事でした...
2017年5月21日日曜日

漆の花

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去年のこの時期はブータン調査にでかけていましたので、 久しぶりの漆の花です。 うちにある漆の木のほとんどは丹波1号のクローン、 全て雄の木なので実がなりません。 クローンですが、成長に差があり、 花が咲いているものとまだ蕾のものがあります...
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