工藝素材研究所
我々の祖先の経験と智恵によって活用されてきた様々な素材を 現代で見直すために。
2013年12月31日火曜日
来年もよろしくお願いします
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4月からブログを始め、 最初は頑張って毎日更新を目指していましたが、 どうしても話題を盛り込みすぎになりがちなこともあり、 後半はぼちぼちとなってしまいました。 あっという間に大晦日です。 昨日は、庭のクチナシの実をちぎって ...
2013年12月21日土曜日
自作の道具
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ホームセンターや画材店だけでなく、 100円ショップでもさまざまな道具が手に入る世の中になっても、 まだまだ自分で作らないといけない道具があります。 蒔絵では金粉を磨く「鯛牙(たいき)」という道具を使います。 過去にこれを作るのに、あちこちのスーパーで大きめ...
2013年12月19日木曜日
追悼:Michael Dean氏
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大英博物館の正面からまっすぐ南に向かうMuseum Streetに昔あった Nihon Tokenという日本美術骨董のお店をご存知の方は もうあまりおられないかもしれません。 ここの店主だったMichael Deanさんが 今月初めにお亡くなりになられました。 ...
2013年12月14日土曜日
「水蝋」という蝋 (2)
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イボタ蝋の続きです。 河合省三先生は1990年代から、 当時(社)農林水産技術情報協会の梅谷献二先生とともに JICAのプロジェクトで中国でのイボタ蝋産地の調査を行われたそうです。 イボタロウムシから採取されるイボタ蝋は 現在流通しているものは全て中国産...
2013年12月11日水曜日
「水蝋」という蝋(1)
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中国には資源昆虫研究所という研究機関があります。 「資源昆虫」とは見慣れない言葉かもしれませんが、 カイコやミツバチがその代表的なものです。 ところで、「蝋」という漢字を改めて見ると 虫偏がついています。 虫が蝋に関係している証拠です。 和室の敷居がきしんで困る時...
2013年12月6日金曜日
赤銅の黒
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ロンドン滞在時代に、油絵の修復をしているLさんから 漆のアクセサリーを持っているから見て欲しいと言われ、 持って来られたのがこれでした。 幅が3センチほどの小さなブローチです。 2002年当時のデジカメでは接写はまだ難しく 銘も読めない画質で すみ...
2013年12月2日月曜日
工「藝」へのこだわり
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どこの古本屋だったでしょうか、 ビニール袋に入った、背にタイトルも何も書かれていない本が棚にあり、 引っ張り出してみたものがこれでした。 柿渋を染みこませたような紙の上に、漆で文字が刷られています。 内容よりもこの表紙がとにかく気になり、お値段6,800円...
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